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マウス単体で24キー操作可能なマウスUtechSmart レビュー【設定方法&運用例】

こんにちわ、ろんです。

ファイナルファンタジー14(以下FF14)をキーボード+マウスでプレイするなら、サイドにボタンが多く配置されている他ボタンマウスは非常に便利なゲーミングデバイスです。

多ボタンマウス(サイド12ボタンマウス)の中で最も有名なのがLogicoolのG600。Amazonでの価格は6,600円。

…という商品があるのですが、G600は現在一時的に完売しておりこのまま生産終了するのではないかとの噂があるのです。

後継機の情報も出ていないためこのまま生産終了してしまった場合、いま現在G600を愛用している方は相当困ったことになるのではないかと懸念しています。

そこで本記事では、G600の代替候補でありコスパ良好なサイド12ボタンマウスUtechSmart ゲーミングマウスをレビューしていきたいと思います。

実際に筆者はG600からUtechSmartに乗り換えて、非常に満足しています。
FF14のプレイのみならず当ブログの記事執筆でも愛用中です。

有線サイド12ボタンマウスの中では軽めなのも魅力。

Amazonでの価格は4,599円(税込)

UtechSmart ゲーミングマウスとG600の比較

繰り返しにはなりますが、筆者も過去にG600を使用していたのですが1年足らずで故障してしまい、UtechSmartに乗り換えました。

UtechSmartとG600の大まかなスペック比較は下記

UtechSmartG600
重量
(共に有線)
221g229g
ケーブル長180㎝210㎝
大きさ縦:‎117mm
横:76mm
高さ:38mm
縦:118mm
横:75mm
高さ:41mm
使用可能な
ボタン数
18個19個
価格4,599円6,600円

UtechSmartとG600は実際に使えるボタン数、大きさ共にあまり変わらない印象。

必然的に価格の違いだけに目が行きがちなのですが、UtechSmartをじっくり1年使った結果
価格以外の優位性を発見したのでご紹介します。

ただ安いだけじゃなかった

G600はずんぐりむっくりマウス

G600はゲーミングデバイス大手のロジクール製。

高品質な製品を手掛けるロジクールから販売されている数少ないサイド12ボタンマウスということで、G600は最強のMMO用マウスとも称されています。

しかし私はあまり手は大きい方ではないため、サイズが巨大なG600は到底扱い易いとは言えませんでした。

その原因は、12個あるサイドボタンが幅を効かせてしまったがゆえの丸っこい形状。

この形状のせいで、まるでテニスボールを握っているかのような感覚になります。このサイズ感こそがG600最大のデメリット。

UtechSmartが扱いやすい理由

今回紹介するマウス【UtechSmart】はサイズ的にG600とあまり変わらないのに非常に持ちやすく感じます。

その理由は、UtechSmartはサイドボタン下部に独特なでっぱりを搭載しているため。

このでっぱりに親指を置いておくことで、マウスそのものがしっかり安定するのでボタンの押し間違いを防いでくれます。

でっぱりを含まないマウス高が35mm程度にまで抑えられるので、G600のような「テニスボールを握ってる感」も全くありません。

実際に握ってみても、やはりでっぱりの上に親指を置く形に。

マウスと手のひらの空間に少しだけ余裕ができるので通常サイズのマウスとさほど違和感は感じません。G600は手の空間の余裕が全くなかったので、その持ちやすさの差は歴然。

レビュー記事をまとめていて改めて気づいたのですが、でっぱりがあるおかげでマウスを持つ親指がデスクに触れることが一切ありませんでした。

マウスをすいすい動かしたいなら、こういった細かい要素も重要。

これまでの感想をまとめると

  • でっぱりのおかげでボタンが押しやすい
  • でっぱりのおかげでマウスが握りやすい
  • でっぱりのおかげで親指がデスクに触れない

やはり、でっぱりの存在がUtechSmartの使い勝手の良さを強く後押ししてくれています。

でっぱりが良い仕事をしている

UtechSmartのカスタマイズ性

UtechSmartは12個のサイドボタンを搭載したゲーミングマウスということで、機能面もしっかりと充実。

18ボタン+1=合計19ボタンをカスタマイズ可能。

ただし、1番上のDPIボタンはカスタマイズしてもDPI(マウス感度)が変わるので扱いづらく、モード切替ボタンはマウス裏面にあるので通常プレイでは押すことすらできません。

19ボタンと言いつつも、実際に運用できるのは16ボタンです。
(左右クリック、ホイール押し込み、パワーボタン、サイド12ボタンの計16ボタン)

特筆すべきは左クリック横にあるパワーボタン

パワーボタンは非常に押しやすい位置にあり、UtechSmart最大の特徴となるボタンです。

UtechSmartは、このパワーボタンを使うことでマウス単体で24キーが使用できてしまう化け物マウスに変貌します。設定方法は後述。

オマケ程度ですが、UtechSmartはゲーミングマウスなので当然のように

光ります

カスタマイズ用のアプリを使うことで色や光り方のカスタムは自由自在。


ここからは、専用カスタマイズアプリを使っての具体的なサイドボタン設定の方法を解説していきます。

UtechSmartのキーカスタマイズ方法

UtechSmartの機能を発揮するためには、カスタマイズ画面で12個のサイドボタンにキー設定をする必要があります。

ゲームをプレイする上では、12個それぞれにキーボードのキーを直接割り当てる方法がおすすめです。

カスタマイズ画面で「シングルキー」を選択し、割り当てたいキーボードのキーを実際に押すことでお好きなキーを登録できます。

もちろんキーボードのキー(シングルキー)以外を設定しても構いません。

FF14のホットバーに当てはめる

ここではFF14のホットバーとサイドボタンをリンクさせていく方法を紹介。

①FF14を起動し、ゲーム上のUI設定でホットバー形状4×3を選択。

これでホットバーの配列をマウスのサイドキーと同じ配列にでき、視覚的にも感覚的にもわかりやすくなります。

②次に、キーバインド設定でホットバーのスロットに数字キーを割り当てます

③4×3で作ったホットバーに、サイドキーで使用する予定のスキルを入れていきます。

※実際にスキルを使用する際のイメージ画像

④UtechSmartのカスタマイズアプリ上で、シングルキー設定を登録したホットバーの数字と合わせます

マウスの画像が縦になっているので少しやりづらいです

⑤以上で設定完了となります。

これでマウスのサイドキーを押すことで、登録した任意のスキルを発動させることができるようになりました。

親指だけで12個のスキルが自由自在

パワーボタンに「shift」を割り当てると、24キーを使用可能

これまでの設定で基本の12キーが使用可能に。

しかし

FF14はそんなに甘いゲームじゃないんだ!12個じゃ足りないよ!

という声が聞こえてきそうなので、更に12個のキーも使えるようになる設定方法をお伝えします。

FF14のキーバインド設定で、複数のホットバーを使用したい場合は数字キーで足りない分を「shift+数字キー」でも追加することが可能です。
(CtrlやAltでも可能ですが、今回はshiftを使用します)

例として、ホットバー③のスロットに「shift+ホットバー①と同じキー」を設定。

これでキーボードのshift+サイドキーでも12個のスキルを使えるようになりました。

しかしこのままだと、ゲーム中にキャラを動かしながらキーボードのshift+サイドキーを同時に押さないといけないため、相当な熟練が必要。

そこで登場するのが、先ほどのパワーボタン

再びUtechSmartのカスタマイズアプリを開き、パワーボタンに「shift」を割り当て。

パワーボタン(人差し指)とサイドボタン(親指)は同時押ししやすいので、この設定は本当におすすめです。

最初に設定した単体のサイドボタンと合わせると、右手だけで合計24キーが使用可能に

この設定で、多くのスキルを要求されるFF14をプレイする際に非常に優位に立てるはずです。

右手だけで24個のスキルを使えるようになるデバイスが¥4,599円で買える時代。ありがとうAmazon

右手だけで24キー扱える設定は非常に便利

随時更新中!

UtechSmartと一緒に使いたい、コスパ良好なゲーミングPCを紹介

UtechSmart ゲーミングマウス まとめ

いかがでしたでしょうか

結果として、UtechSmartはG600の後継機として十分なスペックを持っています。
私個人としてはG600より扱いやすいです。

やはり1番のポイントは持ちやすいという点。

サイドボタン下のでっぱりが非常に良い仕事をしていると感じました。

G600は1年足らずでキーが反応しない故障に見舞われてしまいましたが、UtechSmartはすでに2年近く使用しているにも関わらず、問題なく動作しています。耐久性は今のところ文句なし。

カスタマイズ性に関しても、マウスホイールを左右に倒してのキー設定ができるG600と比べるとボタン数自体は少ないのですが、UtechSmartにはサイドボタンと同時に押しやすい位置にパワーボタンが搭載されていて、結果的に使えるスキルはG600よりも多くなります。

長くなりましたが、以下UtechSmartのオススメポイントまとめ

  • 握りやすく持ちやすい
  • 親指がデスクに触れずに操作がスムーズ
  • 設定次第で24個のキーを右手だけで使用可能
  • 価格は4,599円

今回紹介したUtechSmartは私も非常に気に入っており、万が一突然壊れた時のためのストックを確保しているほどです。サイド12ボタンマウスとしては比較的安価で手に入れやすい商品のため、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

本記事が皆様の快適なゲームプレイの一助になりましたら幸いです。

それでは次回の記事でお会いしましょう

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ワイヤレスタイプもあります(未レビュー)

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